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マインクラフトに飽きた方へ—街づくりという楽しみ方—

マイクラ現代日本都市

マインクラフトは、世界中で何百万人ものプレイヤーに愛されているゲームですが、その一方で「途中で飽きてしまう」「何を作ればいいかわからなくなる」といった理由でプレイをやめてしまう人も多くいます。

サバイバルモードでは、最初の冒険や拠点作りは楽しいものの、資源集めや作業の繰り返しに飽きてしまい、次第にログインする機会が減っていくという話はよく聞きます。

しかし、マインクラフトにはまだまだ楽しめる要素がたくさんあります。その中でも、私は「クリエイティブモードで日本の現代都市を創り上げる」という遊び方を約4年間にわたって飽きずに続けています。

この楽しみ方を知れば、マインクラフトを長く続けるための新しい視点が得られるかもしれません。今回は、私が考える「街づくりの魅力」について詳しくお話ししたいと思います。

マインクラフトの「飽きる」問題とは?

多くのプレイヤーがマインクラフトを楽しんでいる一方で、ある時期を境にプレイをやめてしまうことがあります。その理由を考えてみると、主に次のようなものが挙げられます。

  1. 目的を見失う
    • サバイバルモードでは、最初は拠点を作り、エンダードラゴンを倒し、ネザーライト装備を揃えるといった明確な目標があります。しかし、それらを達成した後、「次に何をすればいいのか分からない」と感じることが多くあります。
  2. 単調な作業が増える
    • 鉱石を集めたり、農作業をしたり、経験値を稼いだりといった作業が続くと、「ゲーム」というより「作業」になってしまい、モチベーションが下がることがあります。
  3. ワールドを作り直すことでリセットの繰り返しになる
    • 「新しいワールドで遊びたい」と思うこと自体は自然なことですが、何度も最初からやり直すと、結局「途中で飽きる」を繰り返してしまい、結果として長続きしなくなります。

これらの問題に対する一つの解決策として、私は「街づくり」をおすすめしたいと思います。


街づくりの魅力とは?

1. 自分だけの理想の都市を創造できる

マインクラフトの魅力は、何よりも「自由度の高さ」にあります。クリエイティブモードを活用すれば、現実では作ることのできない理想の街を自分の手で創造することができます。

例えば、現実に存在する都市を再現するのも面白いでしょう。東京のような世界都市、大阪のような活気ある街、京都のような伝統的な町並みを再現することも可能です。

また、完全にオリジナルの都市を作ることもできます。「未来都市」「サイバーパンク風の街」「ジブリ映画のようなファンタジー都市」など、自分の創造力をフルに発揮できるのが街づくりの魅力です。

2. 目標が常にあるため飽きにくい

街づくりをすることには、明確なゴールがありません。
「新しい地区を作る」「鉄道網を整備する」「よりリアルな街並みに改良する」など、やるべきことは無限に広がります。サバイバルモードのように「エンダードラゴンを倒したら終わり」ではなく、常に次の目標を設定できるため、長く楽しむことができます。

3. 創造力と計画力が養われる

街づくりは、ただ建物を並べるだけでは成り立ちません。
道路の配置、建物の高さ、公共施設の場所、交通網の整備など、さまざまな要素を考慮しながら作らなければなりません。

「このエリアには商業施設を置こう」「ここに公園があったら市民が過ごしやすいかも」と考えることで、まるで本物の都市計画のような体験ができます。

街づくりを始めるためのステップ

「都市を作ってみたいけど、どこから始めればいいか分からない」という方のために、基本的なステップを紹介します。

1. テーマを決める

まず、どんな都市を作るのかを決めましょう。

  • 現代都市:高層ビルやオフィス街が並ぶリアルな都市
  • レトロな街並み:昭和時代の日本の町を再現する
  • 未来都市:近未来的なデザインの建築や空飛ぶ車が走る都市
  • 自然共生型都市:緑と共存したエコフレンドリーな都市
  • 異国の都市:欧州や中国など、日本とは異なる文化を持つ国・地域の都市

日本の街をつくりたいけれど、どういう形態の街をつくりたいのか、方向性が決まらない人はこちらを参考にしてみてください。

2.ワールドタイプを選ぶ

都市を創っていくワールドのタイプを選びます。ワールドタイプには次のようなものがあります。

  • デフォルト…地形に高低差があり、さまざまなバイオーム(環境)が広がっている
  • スーパーフラット…地形に起伏がなく、平らな世界が無限に広がっている
  • 大きなバイオーム…各バイオームがデフォルトよりも広い範囲で広がっている(Java版のみ)
  • アンプリファイド…地形の起伏がデフォルトよりももっと激しい(Java版のみ)
  • シングルバイオーム…地形には起伏があるが、バイオームは1種類だけ(Java版のみ)

おすすめのワールドタイプはスーパーフラット大きなバイオームです。また、worldpainterを使って自分でワールドを作成することもできます。

ワールドタイプについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

3. 参考資料を集める

何も知識がない状態で街づくりをはじめると、自分の理想的な街を創り上げることが難しくなります。そこで、実際の都市や建築の写真を参考にすると、リアリティのあるデザインが作れます。

  • Googleマップのストリートビュー
  • 鉄道の駅や道路の構造を観察
  • 建築関連の本や雑誌
  • 実際に現地におもむく
  • 近未来世界が舞台の作品の街並みを観察する

4. 都市計画を立てる

都市の具体的な様子がわかったら、実際に都市計画を立ててみましょう。計画立案の基本的なポイントは次の通りです。

  • 街づくりの基点・基軸を置く
  • 街路の配置パターンを決める
  • 各街路の幅を考える
  • 地区の機能ごとにエリア分け(ゾーニング)する

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

5. 小規模な地区から始める

最初から大都市を作ろうとすると、途中で挫折することが多いです。
まずは「駅周辺だけ作る」「商店街を作る」など、小さなエリアから始めるのがコツです。

私の場合は、東京・日本橋地区を参考にし、オフィス地区を作成するところからスタートしました。具体的な街づくりの流れについてはこちらをご覧ください。

街づくりの楽しみ方をさらに広げる方法

1. マルチプレイで協力建築

友人と一緒に都市を作ることで、さらに楽しさが増します。
分業して、それぞれ違うエリアを担当すると、より大規模な都市を効率的に作ることができます。

2. リソースパックやMODを活用

リアルな都市を作りたい場合、カスタムリソースパックやMODを活用するのもおすすめです。
例えば、「Chisel&Bits」を使えば細かいディテールを作成できますし、「WorldEdit」を使えば大規模な建築が効率よくできます。

3. SNSで作品を発信する

作った都市をスクリーンショットに撮り、SNSやYouTubeで公開するのもモチベーションアップにつながります。私も2021年からX(旧Twitter)で投稿をはじめ、そこそこの人に見ていただき、「いいね」をもらっています。

私がつくっている街に対して好感や共感してもらえる人がいることを認識できるので、実際にモチベーションアップにつながっていると感じています。

まとめ

マインクラフトを長く続けるコツの一つは、「街づくり」という新しい遊び方を取り入れることです。自分だけの都市を創造し、発展させていく過程は、他の遊び方にはない楽しさがあります。

「最近マイクラをやめてしまった」という方がいたら、ぜひ一度クリエイティブモードで街づくりに挑戦してみてください。きっと新しい楽しみが見つかるはずです。

あなたの手で、理想の都市を築いてみませんか?

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